このブログはLazarus(FreePascal)アドベントカレンダー10日目の記事です。
今日は小ネタ・・・ですが、意外と重要な小ネタ。
LazarusでGUIデザイナー上よりコンポーネントをコピーしようとすると、lfmファイルに書き込まれているのとおなじテキスト形式で、GUIコンポーネントの情報がクリップボードに書き込まれます。
object FMonitor: TMemo Left = 0 Height = 97 Top = 0 Width = 320 Align = alTop Anchors = [akTop, akLeft, akRight, akBottom] BorderStyle = bsNone Color = clBtnFace Lines.Strings = ( 'FMonitor' ) PopupMenu = FPopupMenu ReadOnly = True TabOrder = 0 end
なお、デフォルト値のまま変更していない値は表示されません。
プロジェクトインスペクタ上だと案外プロパティの状態が一覧しづらく、うっかり重要な情報を見落としてしまう ということが多々あります。
そんなときにとりあえずクリップボードにコンポーネントをコピーしてみると、案外見落としていた問題に気付く なんてことがあるかもしれません。